エンタープライズ：ニュース 2003/05/14 15:52:00 更新


KCCS、外出先から社内ネットワークに効率的かつ安全に接続できるサービスを開始

KCCSは、社内ネットワークにアクセスする際に最適な回線を自動選択し、安全にアクセスできるようにするサービス「Net Bureau」を5月から提供する。

　京セラコミュニケーションシステム（KCCS）は、社内ネットワークにアクセスする際に最適な回線を自動選択し、安全にアクセスできるようにするサービス「Net Bureau」を5月から提供する。

　同サービスは、KCCSがMVNO（仮想移動体通信事業者）として提供している企業向けワイヤレス通信サービス「KWINS」の認証システムと、社内ネットワークへ接続する回線の認証システムを統合するもの。KWINSのID・パスワード利用して、インターネットVPNによる社内ネットワークへのアクセスを可能にするという。同社は、公衆無線LAN、ADSL、ダイヤルアップ環境からでも、社内ネットワークにセキュアにアクセスできるとしている。

　アクセス回線は、専用のクライアントソフトが、場所に応じて複数のアクセス回線から最適なアクセス回線を探知、自動選択する。インターネット接続環境さえあれば、場所を問わず、アクセス環境の違いを意識することなく社内ネットワークにアクセスできるという。

　価格は、約300万円からとなっている。

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[ITmedia]