エンタープライズ:ニュース | 2003/05/14 17:14:00 更新 |
i2、実稼動ベースの新ライセンス体系を発表
「i2 PLANET 2003」の初日、ゼネラルセッションで、同社COOのサム・ナカネ氏が、新しいソフトウェアライセンス体系を発表した。
米ラスベガスで開催されている「i2 PLANET 2003」の初日となった5月13日、ゼネラルセッションで、同社COOのサム・ナカネ(中根滋)氏が、新しいソフトウェアライセンス体系を発表した。新体系の特徴は、従来の先行投資型の体系に加えて、システムがカットオーバーした時点でライセンス費用が発生する新オプションが追加されたこと。
力の入った講演を行ったサム・ナカネ氏
壇上で中根氏は、「われわれは顧客に価値を提供することに真剣にコミットしていく」と話す。システム投資が上向く兆しを見せない状況では、先に巨額のライセンス費用が発生する形態では、SCMシステムを導入する企業の数の増加は見込めない。そこで同社は、実稼動ベースのライセンス体系をオプションの1つに加えたわけだ。
発表されたライセンス体系は3つ。1つは従来どおりの先行投資型。2つ目は、プロジェクトのカットオーバーを条件に費用が発生する形態。3つ目は、事前に合意した要件が達成された時点で支払いが発生する形態となる。
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[怒賀新也,ITmedia]