エンタープライズ:ニュース | 2003/05/15 20:15:00 更新 |
サンとi2、Solarisベースの新サービスを共同展開
サン・マイクロシステムズとi2テクノロジーズが、「Service and Parts Management(SPM)」を共同展開すると発表した。
米ラスベガスで開催されているi2 PLANET 2003の2日目となる5月14日、サン・マイクロシステムズとi2テクノロジーズが、「Service and Parts Management(SPM)」を共同展開すると発表した。Solaris上で開発され、最適化されるSPMは、ユーザー企業に、顧客サービスや市場でのリーダーシップ、運用コストの低さ、収益性の面で高い性能を提供できるよう設計される。
同サービスは、製造業や航空宇宙、ハイテク、自動車会社など、企業の健全性や成長が直接リソースの最大利用、コストの最小化につながる業種向けに設計されているという。
ゼネラルセッションに登場し、i2 Sixの特徴を説明したパラブ・チャタジー氏
2日目のゼネラルセッションで講演したi2のプレジデント、パラブ・チャタジー氏は、「われわれのSPMは、顧客へのサービスレベルを改善し、在庫レベルを最適化しようとするユーザーにとっての基礎となる」と話している。
SPMは、サンのハードウェアおよびソフトウェアで設定およびテストが行われ、ユーザーにはコンサルティング、トレーニング、サポートサービスがサンとi2から提供されるという。
SPMでの提供が想定されているのは以下のもの。
- メンテナンス費用の最適化などを行うための戦略的なメンテナンス計画の立案。
- コスト/予算と、サービスレベルの間にあるトレードオフを均衡させるための予備計画。
- 日々の節約計画を可能にする戦術的な予備計画。
- 従業員配置を最適化するための戦術的計画。
サンのスコット・マクニーリ社長も講演し、i2とサンのパートナーシップを強調した。
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i2テクノロジーズ
[ITmedia]