エンタープライズ:ニュース | 2003/05/27 12:59:00 更新 |
イー・ポスト、自社開発のメールサーバソフトを発売
イー・ポストは、1時間あたり約10万通のメール配送能力を持つメールサーバソフトを発売した。
イー・ポストは、SOHOから大企業まで幅広い分野をローコストでカバーできる、自社開発のメールサーバソフト「SPA-PRO Mail Server 2003」のパッケージ版を5月23日から発売した。
同製品は、同社が1999年からシェアウェアとして公開・販売してきた「SPA-PRO Mail Server v3.30」をパッケージ化したもの。本パッケージ内のCD-ROMには、SPA-PRO Mail Server本体、SPA-DLL開発キット、SPA-SC(Sendmail互換クライアント)、SSL設定キットが含まれる。
最大512のドメインのSMTP、POP3、IMAP4を1つのIPで管理できるマルチドメイン機能のほか、1時間で約10万通のメール配送能力を備えている。また、IPv6にも対応している。
セキュリティ面では、ORDB(オープンリレーデータベース)の参照が可能なほか、ウイルスチェックパターンフィルタをSMTPサーバで標準搭載しており、ウイルスやスパムメールに対してオールインワンプロテクションを提供する。そのほか、SSLを使用したメールの送受信も可能。
動作OSは、Windows XP/2000/NT 4.0(最新のサービスパックが別途必要)。また、Windows Server 2003 RC2でも動作確認を行っている。
価格は1万2,800円。ライセンス形態は、インストールするサーバ単位で、ユーザー数は無制限。
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[ITmedia]