エンタープライズ:ニュース 2003/05/27 17:16:00 更新


セイ・テクノロジーズ、Windows Server 2003対応のシステム監視ソフトを発表

セイ・テクノロジーズは、いち早くWindows Server 2003に対応したシステム監視ソフトを発表した。

 自立分散型サーバ監視ツールを提供するセイ・テクノロジーズは、システムの監視・リカバリソフト「BOM」の最新バージョン「BOM for Windows Version4.0」を6月11日から発売する。また、同時にLinux監視拡張オプションもバージョン2.0を発売する。

 同製品は、最大数百台ものサーバを24時間365日で監視・リカバリできるサーバ監視ソフトウェア。Windows Server 2003に完全対応し、マイクロソフトの認定ロゴ「Certified Windows Server 2003」を取得している。監視テンプレートにはWindows Server 2003に対応したものも用意されており、Windows Server 2003が動作するサーバの監視も簡単に開始できる。

 また、管理コンソールや集中監視コンソールの接続に用いる通信プロトコルがTCP/IPソケット接続だけとなったほか、データベースAPIを、旧来のDAO(Data Access Objects)から、MDAC(Microsoft Data Access Components)のADO(Microsoft ActiveX Data Objects)に変更するなど、プロトコルが変更されている。

 Linux監視拡張オプションVer2.0は、LinuxサーバにBOMプログラムをインストールせずに、Windowsサーバ上からLinuxサーバの監視設定やイベント処理の設定、監視結果表示、ステータス表示、ログの表示などが行える。通信はSSHで行われる。監視対象のOSは、Red Hat Linux 7.1/7.2/7.3/8.0、Miracle Linux Standard Edition 2.1、Turbolinux 8 Server。

 価格は、BOM for Windows Version4.0が14万8000円(5インシデントのサポートを含む)。Linux監視拡張オプションが11万8000円。それぞれ、旧バージョンからのアップグレード料金も用意されている。

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[ITmedia]