エンタープライズ:ニュース | 2003/06/11 18:21:00 更新 |
ジェネシス・ジャパン、「Genesys Voice Portal」を日本市場に投入
ジェネシス・ジャパンは6月11日、VoiceXMLベースのソフトウェアIVRソリューション「Genesys Voice Portal」を発表した。
ジェネシス・ジャパンは6月11日、VoiceXMLベースのソフトウェアIVRソリューション「Genesys Voice Portal」を発表した。
Genesys Voice Portalは、音声によるカスタマーサービス・アプリケーションのプロトコルとして「VoiceXML」をサポートしている。このため、これまでWebサービスへ投資してきたインフラを、Genesys Voice Portalが提供する自動音声サービスにも活用可能になり、従来のIVRソリューションと比べ、管理コストを低く抑えることができるとのこと。またGenesys Voice Portalは、同社が発売する「Genesys6」とのシームレスな統合が可能となっており、他のGenesys6ソリューションと同様、Genesys Configuration Management上で設定・管理可能だ。ほかにもセンターの運用状況の監視および履歴レポーティングには、Genesys6のレポーティング・ツールを利用し、顧客別のコンタクト状況をセンター全体の運用状況とともに包括的に把握することができるとしている。
都内のホテルで行われた発表会の席上で、Genesys Telecommunications Laboratoriesのラームゴパル・ヴィディヤナンド氏(ビジネス・ディベロプメントディレクター)は、「顧客の満足度は日々変化しているうえ、企業としてはコスト削減の努力も続けなければならない。オープン・フレームワークで提供されるGenesys Voice Portalなら、顧客に対して24時間いつでも満足したサービスを提供できるうえ、コスト的にも満足できるはずだ」と述べた。
なお、Genesys Voice Portal日本語版の出荷は2003年第4四半期を予定しており、価格は1ポート当たり31万5000円から。
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[ITmedia]