エンタープライズ:ニュース 2003/06/17 19:42:00 更新


不要メールを削除し情報漏洩を防ぐメールフィルタリングソフトをHDEが発売へ

ホライズン・デジタル・エンタープライズは、リアルタイムに電子メールをチェックするフィルタリングソフト「HDE Mail Filter 1.0」を発表した。

 ホライズン・デジタル・エンタープライズ(HDE)は6月18日、電子メールフィルタリングソフト「HDE Mail Filter 1.0」を発表した。

 HDE Mail Filterはメールゲートウェイサーバとして動作しながら、そのサーバで中継される電子メールを、あらかじめ定めたルールに沿ってリアルタイムにチェックする。基準に適合しないものは自動的に送信を差し止めたり(保留)、不要なメールを削除したりといった処理を自動的に行える。

 さらに、万一のトラブルに備え、やり取りされるメールすべてを保存することも可能だ。また、ORDB.orgなどが提供するリストを利用して、オープンリレーを許可しているサーバからのメール受信を拒否することもできる。

 一連の機能によって、不要メールを減らし、ネットワーク資源の有効利用を可能にするほか、組織内からの機密漏洩防止、社員の生産性向上につなげることができるという。また、HDE Mail Filterではグラフィカルなレポートを生成でき、これを元に電子メールの利用傾向を把握したり、過去の履歴を検索することも可能だ。

 HDE Mail Filterの動作プラットフォームはRed Hat Linux 7.2/7.3/8.0およびRed Hat Enterprise Linux AS。価格は、25ユーザーで30万円からとなっており、7月25日より販売が開始される。

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[ITmedia]