エンタープライズ:ニュース | 2003/06/17 22:56:00 更新 |
NTT Comと米Akamai Technologies、日本最大級のコンテンツ配信サービスを提供開始
NTT Comと米Akamai Technologiesは、CDN事業において提携し、ブロードバンド対応コンテンツ配信サービス「Broadband CDN Powered by Akamai」を提供開始する。
NTTコミュニケーションズ(NTT Com)と米Akamai Technologiesは6月17日、CDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)事業において提携し、ブロードバンド対応コンテンツ配信サービス「Broadband CDN Powered by Akamai」を6月下旬から提供開始すると発表した。
Broadband CDN Powered by Akamaiは、NTT Comのバックボーンネットワークと、アカマイのCDN技術を融合したサービスで、日本最大規模のコンテンツ配信サービスになるという。
同サービスでは、世界初の試みとしてADSLなどのブロードバンド回線の相互接続点(POI)に、アカマイのコンテンツ配信サーバを配置し、国内のエンドユーザーに最も近いサーバを介した高速コンテンツ配信を実現する。これにより、Webサイトへのトラフィックを効率的に処理し、Webページのレスポンスを高速化すると共に、ユーザーの設備や回線の増強にかかるコストも低減できるとしている。
なお、同サービス環境の試行運用として、富士重工業が「スバルレガシィ フルモデルチェンジ」のプロモーションサイトを提供しており、6月下旬から本格サービスへ移行する計画だ。
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[ITmedia]