エンタープライズ:ニュース 2003/06/18 21:52:00 更新


OracleがPeopleSoftを反訴、買収金額引き上げ

Oracleは、PeopleSoftに対する買収金額を引き上げるとともに、買収への敵対行動を理由に、PeopleSoft、J.D. Edwardsに対する提訴を行った。(IDG)

 Oracleは6月18日、ライバル企業であるPeopleSoftに対する敵対的買収提案の金額を51億ドルから63億ドルに引き上げた。一方でOracleは、PeopleSoftと同社理事会、J.D. Edwardsが買収拒否のための行動をとったことを理由に、提訴すると発表した。

 「Oracleは引き続きPeopleSoftの買収にコミットしており、自分が所有しているわけではない企業をコントロールしようと経営陣が弄する策でも買収をやめることはない」との声明をOracleの会長兼CEO、ラリー・エリソン氏は発表した。

 Oracleによれば、同社は同日、PeopleSoftとJ.D. Edwardsが「PeopleSoftの株主がOracleによる株式公開買付を受け入れることができないように共同で実施した行動」に対する訴訟をデラウェアの連邦地裁に提出しているという。(→詳細記事

関連記事
▼トピックス:激震するアプリケーション業界
▼エンタープライズトップページへ

[Scarlet Pruitt,IDG News Service]

Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.