エンタープライズ:ニュース | 2003/06/19 22:37:00 更新 |
NRIセキュア、クライアントPCのセキュリティ対策状況を診断するソフト
NRIセキュアテクノロジーズは、社員1人1人が利用するクライアントPCのセキュリティ対策状況を診断し、対策を支援するソフトウェア「SecureCube−PCCheck」を発表した。
NRIセキュアテクノロジーズは7月より、社員1人1人が利用するクライアントPCのセキュリティ対策状況を診断するソフトウェア製品「SecureCube−PCCheck」の販売を開始する。
SecureCube−PCCheckはクライアント/サーバ型のシステムだ。各クライアントPCにセキュリティ診断用のプログラムをインストールすることによって、OSやWebブラウザのバージョンやパッチの適用状況、アプリケーションの設定、ウイルス対策ソフトのパターンファイルのバージョンといった情報を収集。これを、サーバ側に設定されたセキュリティポリシーや最新のセキュリティ情報と照らし合わせることで、各端末のセキュリティ対策状況を診断する。診断項目は後から新規に追加することも可能だ。
診断結果は、クライアントPCのユーザーとシステム管理者の両方に提供される。エンドユーザーにはさらに、必要なセキュリティ対策を実施するための支援ツールも提供される仕組みだ。
さらに、診断の結果セキュリティ対策が不十分と判断されたクライアントPCから外部へのアクセスを強制的に遮断したり、警告を発することでイントラネットを保護する機能も搭載している。
SecureCube−PCCheckの動作環境は、サーバがRedHat Linux、クライアントはWindows 98/ME、Windows NT 4.0/2000/XP。ライセンス価格は、1000ユーザーの場合で年額420万円となっている。
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[ITmedia]