エンタープライズ:ニュース 2003/07/01 00:00:00 更新


ALSI、ポリシーに沿って電子文書の閲覧や印刷を制御するシステムを発売

ALSIは7月24日より、デジタル文書を暗号化し、使用権限や期間をコントロールすることで情報漏えいを防止する「DocumentSecurity」の販売を開始する。

 アルプス システム インテグレーション(ALSI)は7月24日より、デジタル文書の暗号化や使用権限のコントロールなどを通して情報漏えいを防止する「DocumentSecurity」の販売を開始する。

 DocumentSecurityは韓国のSoftCampが開発した製品で、ポリシー設定や認証管理を行うサーバと管理コンソール、各クライアントにインストールされるエージェントから構成されている。作成した文書を自動的に暗号化できるほか、ユーザーやドキュメントごとに編集や閲覧、印刷、外部メディアへの保存やコピー&ペーストの許可・不許可、有効期限といったポリシーをコンソールから一元的に設定し、それに沿ってアクセスを制御できる。

 他の特徴としては、クライアントPCで行われた動作をすべてサーバに記録し、社内ドキュメントの使用状況を一元的に把握できること、拡張コンポーネントの「サービスリンカー」を活用することで、ERPシステムやグループウェアといった既存のシステムとの連携が可能なことなどが挙げられる。

 DocumentSecurityの動作環境は、サーバがWindows 2000、クライアントはWindows 2000/XP。価格は50ユーザーの場合、クライアントは2万4000円、管理サーバは70万円となっている。

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[ITmedia]