エンタープライズ:ニュース 2003/07/15 22:49:00 更新


日本テレコム、法人向けVoIPサービスを提供開始へ

日本テレコムは、法人向けVoIPサービス「IP-One IPセントレックス」の提供を開始する。

 日本テレコムは7月15日、法人向けVoIPサービス「IP-One IPセントレックス」の提供を開始すると発表した。

 IP-One IPセントレックスは、日本テレコムのIP-VPNサービス「SOLTERIA」網内に設置したIPセントレックス設備を利用してIPによる交換機能を提供することで、企業グループ閉域網内の相互内線通話を可能にする法人向けVoIPサービス。「IP-One IPフォンII」と併用すれば、公衆網の一般加入電話への発信サービスも利用できる。

 IP-One IPセントレックスでは、全国200カ所以上のサービス拠点から24時間のオンサイト保守サービスをユーザーに提供する。また、、既存のPBXユーザー向けに、無理なくIPセントレックスに移行するためのマイグレーションパス(段階的な移行方法)の提供も行う。

 日本テレコムは、IP-One IPセントレックスにクライアントタイプとゲートウェイタイプの2つのサービスタイプを用意する。サービス料金は、初期費用・変更費用が1クライアント端末/1ゲートウェイ接続当たり5000円、基本料金が1クライアント端末/1ゲートウェイ接続当たり1100円(月額)となる。ユーザーは、これとは別にSOLTERIAのサービス料金を支払う必要がある。SOLTERIAサービスの初期費用・変更費用はIP-One IPセントレックス1契約当たり1000円、基本料金は3万円(月額)だ。サービスの提供開始は9月18日から。

関連リンク
▼日本テレコムのプレスリリース
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[ITmedia]