エンタープライズ:ニュース 2003/08/05 16:56:00 更新


LinuxWorldレポート:Linuxベンダーが団体結成で企業のLinuxサポートを強化

米国で開催中のLinuxWorldで、Linux関連企業が新たな団体結成を発表した。企業ユーザーのサポートに関し、協調的に行っていくための団体となる。(IDG)

 Linuxのトップベンダーらがコミュニティー連合を結成し、企業のLinuxユーザーに対するサポート強化を目指す。

 この連合は8月4日、Technical Support Alliance Network (TSANet) によって発表された。当初の参加企業は、BEA Systems、Dell、EMC、SuSE Linux、Hewlett-Packard、Unisys、Novell、Network Appliance、Veritas Software、VMware。

 この企業連合、The Linux Open Group RelationshipはLinux標準と企業顧客のサポートに関する協調を目的としているとTSANetは発表している。

 同グループの結成は今週サンフランシスコで開催されているLinuxWorld Conference & Expoに合わせて発表された。参加ベンダーは、この結成によりLinuxの企業における人気の高まりが明らかになると述べている。

 TSANetはベンダー非依存の、サポートに関する国際団体。設立されたのは1993年で、ハードウェア、ソフトウェア会社が100社以上参加している。Linuxコミュニティー連合は、この団体から生まれた4番目のオープン・グループ・コミュニティーで、Microsoft Datacenter、Storage Networking Industry Association、 Mission Critical Customerの3団体が既に活動を行っている。

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[Scarlet Pruitt,IDG News Service]

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