エンタープライズ:ニュース 2003/08/07 23:39:00 更新


FreeMLのノウハウ生かしたメーリングリスト管理ソフト「melpod」

ネットエイジは7月下旬より、検索機能やスパム対策機能を備えた企業向けのメーリングリスト管理ソフトウェア「melpod」の販売を開始した。

 ネットエイジは7月下旬より、企業や団体をターゲットとしたメーリングリスト管理ソフトウェア「melpod」の販売を開始した。

 ネットエイジが今年3月、マクロミルを通じてネットワーク管理者などを対象に行った調査によると、多くの企業ではメーリングリストによる情報共有の効果を認めている。しかし、それを実現する手段となると「これ」というものがないのが現状だという。

 無論、メーリングリスト管理ソフトの中でも代表的なのは、「Majordomo」や「fml」といったソフトウェアだろう。これらは無償で提供され、国内でも広く利用されている。しかし一般的なユーザーが設定・運用するにはやや敷居が高い。

 一方、GMOメディアアンドソリューションズが運営する「FreeML」をはじめとする無料のメーリングリストサービスも複数提供されているが、この場合、メール内に広告が挿入されるために業務での利用が困難なほか、アーカイブ機能などが不十分だった。何より、サービスを提供する第三者に情報を委ねることへの抵抗感があったという。結果として、相当数の企業が、自社で独自に開発したシステムを利用しているということだ。

 melpodはこうした状況を背景に開発されたメーリングリスト管理ソフトウェアだ。メーリングリストの作成と設定、ユーザー管理といった基本的な機能に加え、投稿されたメールのアーカイビング・検索機能も提供する。FreeMLの経験を生かしただけあって、同サービスとほぼ同等の環境を自社サーバ上に構築し、カスタマイズすることができる。

 メーリングリストの作成、変更やポリシーの設定といった作業はWeb形式の管理インタフェースを通じて可能だ。また、企業の階層構造や職務に合わせ、リストの開設やユーザーの登録など、実行可能な権限を割り当てることができる。

 melpodにはアーカイブ用データベースとしてPostgreSQL 7.3もしくはSRAの「PowerGres 1.0」が含まれているほか、検索エンジンコンポーネントの「MindSearch」、Tomcat、JBossがパッケージングされている。このためさらにソフトウェアを追加することなく利用できることが特徴という。

 メーリングリストの運用においては、スパムメール対策も必須となる。melpodはメール爆弾をブロックする機能に加え、いわゆる「ブラックリスト」を用いて、特定のアドレスからの投稿を拒否する機能をサポートする。ネットエイジによると、今後のバージョンではウイルス対策機能を追加する計画だ。

 melpodには、Windows 2000/XPで動作するWindows版と、RedHat Linux 7.3以降に対応したLinux版の2種類がある。価格はサーバライセンスと年間クライアントライセンスの2種類から構成されており、Windows版のサーバライセンスは5万8000円、クライアントライセンスは30ユーザーライセンスで5万4000円からとなっている。Linux版はそれぞれ3万8000円、5万円からだ。

 同製品はWebサイトからのダウンロード販売のみで、パッケージでの提供は行わない方針だ。なお8月末までの間、ユーザーライセンスを半額で提供する発売キャンペーンを展開するという。

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▼ネットエイジ

[ITmedia]



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