エンタープライズ:ニュース 2003/08/28 21:41:00 更新


SPS 2003日本語版、10月24日発売

マイクロソフトは、「Microsoft Office System」のサーバ製品「Microsoft Office SharePoint Portal Server 2003」日本語版の標準パッケージを10月24日に発売する。

 マイクロソフトは8月28日、「Microsoft Office System」のサーバ製品「Microsoft Office SharePoint Portal Server 2003」(SPS 2003)日本語版の標準パッケージを10月24日に発売する。ボリュームライセンスの申し込み受付は9月1日から。

 SPS 2003は、企業内に蓄積した情報を活用してポータルを構築するサーバ製品。イントラネットサイト、ファイルサーバ、基幹業務アプリケーションからの情報をポータル上に統合し、一元的なアクセスを実現する。シングルサインオンによる業務アプリケーション統合にも対応した。

Office SharePoint Portal Server 2003

Office SharePoint Portal Server 2003日本語版パッケージ


 .Net Framework に対応した「Windows SharePoint Services」の技術をベースに開発されており、SPS 2003による全社規模のポータルサイトの下に、WSSで作られた部門やプロジェクトごとのチームサイトを作成することができる。また、ユーザーごとにパーソナライズ可能な個人用サイトのポータル内に持たせることも可能だ。

 パッケージ推定小売価格は、103万円(1サーバ、5CAL付)。ボリュームライセンスの推定小売価格は、Open License Businessの新規購入が76万9000円、ライセンス&ソフトウエアアシュアランスが106万1000円、Select License(Level A)の新規購入が48万6600円、ライセンス&ソフトウエアアシュアランスが76万3900円。

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