エンタープライズ:ニュース 2003/09/01 16:51:00 更新


アドバンスソフトウェア、.NET対応のExcelファイル生成支援ツールなどを発表

アドバンスソフトウェアは、マイクロソフトの.NET対応コンポーネント「ExcelCreator .NET」と「VB-Report .NET」を発表した。

 アドバンスソフトウェアは9月1日、マイクロソフトの.NET対応コンポーネント「ExcelCreator .NET」と「VB-Report .NET」を発表した。発売開始は10月10日。

 ExcelCreator .NETは、VB.NET、C#、ASP.NETプログラム上でExcelファイルを作成する.NET用コンポーネント。プログラム上で新規にExcelファイルを作成し、セルに対してデータやExcel関数式、セル書式などの設定が可能。また、罫線やグラフが設定されたExcelシートに対して、プログラム上からセルに値を設定するだけで、グラフ付きの集計表などを作成できる。実行環境にExcelを必要とせず、ファイル生成時の処理スピードが高速なのも特徴としている。

 VB-Reporter .NETは、.NET対応の帳票生成支援コンポーネント。Excelで作成したデザインシートに対し、VB.NETやC#といったプログラム上から値を流し込んで帳票を作成する。実行環境にExcelをインストールされていなくても、帳票のプレビューや、印刷が可能。Excelがインストールされていれば、関数式や修飾機能を用いた帳票作成や結果をExcelファイルとして保存できる。また、デザインシート内のUnicode文字も帳票結果に反映できるという。

 同時にアドバンスソフトウェアは、ActiveX版のExcelCreatorとVB-Reportでも、.NET対応版と同等の機能を提供するバージョンアップを行っている。

 価格は、ExcelCreator .NETが4万6000円、VB-Report .NETが6万8000円。ActiveX版の新バージョン「ExcelCreator Ver3.0」が3万4000円、「VB-Report Ver3.0」が5万8000円となっている。

関連記事
▼Windows.NETチャンネル

関連リンク
▼アドバンスソフトウェア

[ITmedia]