エンタープライズ:ニュース | 2003/09/02 19:41:00 更新 |
ブロードバンドタワーがコアネットワークを増強、一部は10Gbps対応に
ブロードバンドタワーはコアネットワークを増強し、大容量コンテンツの配信が可能な10Gbpsクラスのインフラを整備した。
インターネットデータセンター事業を展開するブロードバンドタワーは、トラフィック需要の伸びを受けてコアネットワークを増強した。一部を10Gbps対応とし、9月1日より運用を開始している。
同社はこれまで、ブロードバンドネットワーク向けのコンテンツ配信拠点という位置づけでインターネットデータセンターサービスを提供してきた。これまではギガビットイーサネットベースのコアネットワークを基盤にしていたが、ブロードバンド接続の普及と顧客からのトラフィック発信需要の急増を受け、増強に踏み切ったという。
新しいコアネットワークでは、ネットワークインタフェースとして10ギガビットイーサネット(10GbE)を導入した。基幹部のスイッチに米Force10 Networksの「E600」やFourndry Networksの「BigIron 8000」を採用。さらに収容系ルータとしてJuniper Networksの「T320」を導入し、顧客に直接、10Gbpsの接続を提供できるようにした。
ブロードバンドタワーは一連の増強により、大容量のコンテンツ配信が不可欠となるオンラインゲームやオンラインショッピング、ポータルサイトなどを対象にサービスを提供していくという。
関連リンクブロードバンドタワー
[ITmedia]