エンタープライズ:ニュース 2003/09/08 22:43:00 更新


ソリトン、ICカード認証型PCセキュリティシステムを発表

ソリトンは、カードを回収なしで権限情報の変更が可能な、ICカード認証型PCセキュリティシステム「SmartOn NEO」を発表した。

 ソリトンシステムズ(ソリトン)は、数万人規模のユーザーに対応可能な、ICカード認証によるPCセキュリティシステム「SmartOn NEO」を開発し、9月10日に販売および受注を開始すると発表した。

 SmartOn NEOは、権限情報を変更する際に、ネットワーク上に設置したSmartOn NEOのACLサーバのユーザー設定を変更することで、ICカードを回収せずにユーザー権限を更新できる。ユーザー数が数万人規模であっても、効率的な運用が可能になるという。また、ユーザ情報だけではなく、ICカードそのものを失効させる機能を搭載しており、管理者がACLサーバで失効を設定すればそのICカードのログインを拒絶できるので、不正利用を防止できるという。

 SmartOn NEOの価格は、SmartOn NEOサーバパック(ソフトウェア版)が96万円、SmartOn NEOサーバパック(アプライアンス版)が248万円、PCインストールライセンスが1ライセンス当たり最大1万2000円(ライセンス数によりボリュームディスカウントあり)、アクティブトークンライセンスが1ライセンス当たり700円。販売形態は代理店経由および直販となり、出荷開始日は10月末の予定。ソリトンでは、初年度に20万ライセンスの出荷を目標としている。

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[ITmedia]