エンタープライズ:ニュース 2003/09/17 16:41:00 更新


日本オラクル、営業支援プログラムのサービスでMIRACLE LINUXを配布

日本オラクルは、ビジネスパートナー「Member Partner」に配布する製品キットにミラクル・リナックスのLinux OS「MIRACLE LINUX」の製品版を追加する。

 日本オラクルは9月17日、ビジネスパートナーを対象にした営業支援プログラム「Oracle PartnerNetwork」(OPN)の参加企業を対象に配布するソフトウェアキット内に、ミラクル・リナックスの「MIRACLE LINUX」の製品版を追加し、さらに半年間のプロダクトサポートサービスを無償で提供すると発表した。

 OPNは、独立系ソフトウェアベンダーやシステムインテグレータ、ハードウェアベンダーなど、オラクル製品を取り扱う企業やオラクル製品を利用してソフトウェアを開発・提供するビジネスパートナーの営業支援プログラム。Member Partnerはオラクル製品の再販権を持たないパートナーであり、Oracleは各種ビジネス推進用ライセンスの無償提供や専用ビジネスコールセンターによるプリセールス支援などの特典を提供している。

 日本オラクルはOPN導入後、2006年5月期までに1000社規模によるパートナービジネスの展開を目指している。今回、OPNの参加企業向けソフトウェアキットに通常6万円の「MIRACLE LINUX Standard Edition V2.1」の製品版を追加することで、Member Partnerの増加とLinux OSの普及を図る。Oracleは、希望者に対しては年額15万円相当のプロダクトサポートを6カ月間無償で行うとしている。

関連リンク
▼Oracle PartnerNetworkの詳細ページ 
▼日本オラクル
▼ミラクル・リナックス

[ITmedia]