エンタープライズ:ニュース 2003/09/18 22:36:00 更新


日本ネットワーク・アプライアンスとミラクル、大規模Linuxシステム事業で提携

日本ネットワーク・アプライアンスおよびミラクル・リナックスは、大規模Linuxシステム事業で提携を結んだ。

 日本ネットワーク・アプライアンスとミラクル・リナックスは9月18日、日本における大規模システムへのLinuxの採用を促進させるため、技術やマーケティングなどの多方面にわたって提携すると発表した。

 今回の提携は、日本ネットワーク・アプライアンスが国内で「NetAppストレージ」の展開を拡大するにあたり、オラクルデータベースとLinuxサーバにおける技術サポートや、 e-Japan導入に必要な日本語化で実績のあるミラクル・リナックスと協業して、「MIRACLE LINUX」と「Oracle9i Real Application Clusters」、NetAppストレージのユーザー向けに技術支援およびマーケティング活動を共同で行うことで合意に至ったもの。

 両社は、ミラクル・リナックスが持つファイルサーバソフトウェア「Samba」とLDAPによる大規模ファイルサーバ対応に関するノウハウを生かしたシステムや、 オラクルデータベース採用システムの提案・コンサルティングサービスを展開して、従来ではLinux導入の対象として考えられていなかった大規模かつ高可用性が求められるシステムに対する、低価格での構築・保守運用をNetAppストレージで提供する。

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[ITmedia]