エンタープライズ:ニュース 2003/10/01 10:42:00 更新


ITマネージ、IDSアプライアンスにラックの解析を加えたセキュリティ監視サービス

ITマネージは、住友商事が販売するIDSアプライアンス「DMSeries」にラックの解析を加え、顧客システムのセキュリティ監視、管理をリモートから実現する「SMS Security Plus」を提供する。

 アイティーマネージは、住友商事およびラックと共同で、顧客システムのセキュリティ監視、管理をリモートから実現する「SMS Security Plus」の提供を開始する。

 同社はこれまでも、リモートから24時間365日体制で顧客のサーバやネットワーク機器の管理、運用支援を行う「System Management Service(SMS)」を提供してきた。SMS Security Plusは名称のとおり、このマネジメントサービスに、外部からの攻撃や不正侵入の検知、早期対策・復旧といったセキュリティ監視運用サービスを追加して提供するものだ。

 サービス提供に当たっては、住友商事が販売している不正侵入検知システム(IDS)アプライアンス、「DMSeries」を顧客サイトに設置する。DMSeriesが出力するアラートは、ラックが運営するJSOC(ジャパン・セキュリティ・オペレーション・センター)のセキュリティアナリストによって分析され、その結果に基づいてアイティーマネージがパッチ適用や設定変更といった措置を取る仕組みだ。

 アイティーマネージでは同サービスによって、システムの運用監視・障害対応だけでなく、セキュリティ対策も一括して提供できるとしている。

 SMS Security Plusのサービス価格は、DMSeriesを買い取る場合は月額20万円からで、初期導入費用が144万円から。一方レンタル形式でDMSeriesを利用する場合は、月額30万円から。アイティーマネージによると、既に数社が同サービスを利用しているという。

関連リンク
▼アイティーマネージ
▼住友商事
▼ラック

[ITmedia]