エンタープライズ:ニュース 2003/10/14 17:26:00 更新


エントラストジャパン、次世代型セキュリティプラットフォームを提供開始

エントラストジャパンは、Microsoft Windows Security Frameworkと連係して動作するセキュリティプラットフォーム「Entelligence Security Provider」を提供する。

 エントラストジャパンは10月14日、セキュリティプラットフォーム「Entelligence Security Provider」の提供を開始したと発表した。

 同製品は、Microsoft Windows Security Frameworkと連携して動作するクライアントアプリケーションで、CryptoAPIに対応するすべてのアプリケーションに対してマネージドPKIを提供する。「Entrust Authority Security Manager」と組み合わせて、ユーザーは「Microsoft Outlook」や、「Adobe Acrobat」、「Cisco VPN Client」、デスクトップ上のファイルやフォルダを暗号化するMicrosoftのEncrypting File Systemなどのセキュリティ強化が可能になるという。

 Entelligence Security Providerは、プログラムサイズが小さくネットワーク経由での配布に対応し、短期間による全社的な展開が可能なため、容易に同社のマネージドPKIを導入でき、TCO削減や導入直後からPKI運用にかかる時間・コスト削減を実現できるという。

 同社では、従業員2000名以上の企業をターゲットにし、年間20〜30社への販売を目指す計画だ。

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[ITmedia]