エンタープライズ:ニュース 2003/10/20 16:39:00 更新


NEC、エンタープライズ領域のSI事業推進を目的に「Linux推進センター」を設立へ

NECは、「Linux推進センター」を設立して、エンタープライズおよび通信事業者におけるLinux事業を推進する。

 NECは10月17日、エンタープライズ領域を含めたLinux関連のシステム構築(SI)事業の推進や、キャリアグレード領域における Linux関連システムに対するサポート体制の整備、およびLinux新規適用領域の拡大を目的とした統括組織「Linux推進センター」を、11月4日付けで設立すると発表した。

 Linux推進センターは、Linuxシステムの構築などにおけるニーズに対して、スムーズかつタイムリーに対応するために、同社の「OSSソリューションセンター」および「Linux技術センター」を統合・強化したもの。LPI(Linux Professional Institute)やRHCE(Red Hat Certified Engineer)などの有資格者を中心に約100名の人員で構成しており、LinuxプラットフォームのSIサービスの提供、エンタープライズLinux適用に向けたプラットフォームの強化、通信事業者向けLinuxサポート体制の整備、パートナー企業との戦略的協業の推進を行う。

 NECではLinux推進センターを中心に、NECグループ内でのLinux関連技術者の育成を更に強化し、今後2年間で3000人体制とする。また、今後はこれらのリソースをもとに、エンタープライズ向けを中心にLinuxソリューションの提供を強化し、Linux関連のシステム構築に関して今後2年間に累計3000サイトの達成を目指す。

関連リンク
▼NECのプレスリリース
▼NEC Business Solutionのページ
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[ITmedia]