エンタープライズ:ニュース | 2003/10/28 19:10:00 更新 |
マイクロソフト、PDC発表の次期プラットフォーム対応に向けた国内デベロッパー支援施策を発表
マイクロソフトはPDC 2003での発表を受けて、日本国内の開発者の対応準備を支援する施策を11月1日から開始する。
マイクロソフトは10月28日、米国ロサンゼルスで開催されているProfessional Developers Conference 2003(PDC 2003)での発表を受けて、日本国内の開発者の対応準備を支援する施策を開始する。各種の施策は11月1日から開始される。
同社は、次期Windows(Longhorn)をターゲットとしたWindowsプログラミングモデル「WinFX」、次期SQL Server「Yukon」の開発を進めている。これらに対応する製品の開発ツールとして、「Whidbey」を開発している。Whidbeyでは、Visual Studio .NET 2003(VS.NET 2003)が利用するプログラミングモデルを基盤開発技術に採用しており、Visual Studio .NET 2003を利用したアプリケーション開発を行うことが、Longhornへの移行が円滑になる、としている。
11月1日から行われる施策は以下の5つ。
- MSDNサブスクリプション会員(Operating System エディション以上)に向けたWhidbeyテクニカル プレビュー版(英語版)の提供
- Visual Studio 6.0ユーザーに向けたVisual Studio .NET Professional 2003 ステップ アップグレード版の提供
- MSDNサブスクリプション継続契約会員へのキャッシュバック
- ボリュームライセンス顧客に向けたMSDNサブスクリプション特別価格の設定
- VS.NET 2003 MSDN Deluxe Editionおよび新規MSDN会員に向けたDVD-ROMドライブの進呈
また、12月9日〜10日にPDC 2003の内容を日本国内の開発者へ伝えるものとして「Microsoft .NET Developers Conference 2003」を東京で開催する。同カンファレンス参加者には、Whidbey早期評価版(英語版)が配布される。
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[ITmedia]