エンタープライズ:ニュース 2003/11/04 22:18:00 更新


日本IBM、オンデマンドでシステムリソースを最適配分するソフトを発売

日本IBMは、オンデマンドでシステムリソースを最適配分する「IBM Tivoli Intelligent ThinkDynamic Orchestrator」を発表した。

 日本アイ・ビー・エム(日本IBM)は11月4日、「IBM Tivoli Intelligent ThinkDynamic Orchestrator(Tivoli Orchestrator)」を販売開始したと発表した。

 Tivoli Orchestratorは、ネットワークやサーバーなどのコンピューター資源の処理能力を自動調整することで、ITインフラ運用の自動化と最適化を行うソフトウェア。同ソフトを導入してインフラ運用を自動化することで、運用コストを削減できると共に、利用した分だけの代金を支払う、電気や水道のような「ユーティリティー・コンピューティング」を可能にし、オンデマンドビジネスを実現できるという。

 価格は、1CPU単位で50万5600円から。

 なお、出力メッセージやマニュアルなどを日本語に対応させたバージョンは、2004年上半期に販売開始の予定だ。

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[ITmedia]