エンタープライズ:ニュース 2003/11/10 20:45:00 更新


ゼンド、PHPをSun Java System Web Server上で実行可能にするコンポーネントを提供開始

ゼンド・オープンソースシステムズは、スクリプト言語「PHP」を「Sun Java System Web Server」上で実行可能にするコンポーネントを提供する。

 ゼンド・オープンソースシステムズは11月10日、スクリプト言語「PHP」を「Sun Java System Web Server」上で実行可能とするコンポーネントおよびサービスを12月から提供開始すると発表した。

 これは、イスラエルZendと米Sun Microsystemsの提携を受け、日本国内で実施するもので、「PHP Enabler for Sun Java System Web Server」、「Zend Performance Suite for Sun Java System Web Server」の2コンポーネントと、「Zend Performance Suite for Sun Java System Web Server 年間サポート」を提供する。

 PHP Enabler for Sun Java System Web Serverは、無償提供され、単体でのサポートはない。

 Zend Performance Suite for Sun Java System Web Serverは、コードアクセラレーション、コンテンツキャッシュ、データ圧縮の機能を備え、Sun Java System Web ServerでのPHPのパフォーマンスを大幅に向上できるという。価格は50万円から。

 Zend Performance Suite for Sun Java System Web Server 年間サポート年間サポートは、PHP Enabler for Sun Java System Web Serverを含めたパッケージ全体のサポートを提供する。価格は年間16万円で、1年間のソフトウエアバージョンアップが付属。

 同社では、既存プラットフォームと合わせて、年間100本のZend Performance Suite出荷を目指す。

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▼ゼンド・オープンソースシステムズ

[ITmedia]