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2003/12/02 16:48:00 更新


日本ユニシスとマイクロソフト、金融機関向けミッションクリティカルシステム構築で共同プロジェクト

日本ユニシスとマイクロソフトは、Windowsサーバをベースとしたミッションクリティカルシステムの構築で共同プロジェクトを開始する。

 日本ユニシスとマイクロソフトは12月2日、Windowsサーバをベースとしたミッションクリティカルシステムの構築で共同プロジェクトを開始すると発表した。

 両社は2002年に日本ユニシスのハイエンドIAサーバ「ES7000」とマイクロソフトのWindows2000 Datacenter Serverの共同拡販で包括提携しており、都銀キャッシュサービスと三井住友銀行の勘定系システムをつなぐゲートウェイシステムの構築をはじめ、コニカミノルタホールティングスなどのミッションクリティカルシステム構築などの実績を持つ。

 今回のプロジェクトは、これら従来からの協力関係を強化するもので、国内銀行の振るバンキング勘定系システム分野などを対象にする。同プロジェクトの最初のシステムは、日本ユニシスと百五銀行が共同で構築する次期基幹系システムだとしている。

 そのため、日本ユニシスはミッションクリティカルシステム対応の専任組織を設置し、同社のミドルウェア「MIDMOST」などの機能拡張を行い、マイクロソフトはマーケティング、コンサルティングサービス、製品開発技術者、製品サポート技術者で構成される専任のプロジェクト組織を金融ソリューション本部内に12月1日付けで設置する。

 両社は、共同でマイクロソフトのプラットフォーム検証を行うほか、次期SQL Serverの「Yukon」や次期Visual Studio「Whidbey」などの最新情報を共有して、日本ユニシスのソリューションへの最適化を図る。

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