エンタープライズ:ニュース 2003/12/03 22:51:00 更新


横河レンタ・リース、ソフト配布システム向けにパッチを取得、加工するサービス

横河レンタ・リースは、同社が提供するソフトウェア一括配布システム「DotCOE」のユーザー向けに、Windowsなどのパッチを取得、加工して提供するサービスを開始する。

 横河レンタ・リースは、同社が提供するソフトウェア一括配布システム「DotCOE」のユーザー向けに、「DotCOEセキュリティ強化支援サービス」を開始する。

 DotCOEは、企業システムのインベントリ管理と、ソフトウェアの一斉配布/更新機能を提供するクライアント/サーバ型のシステム。このたび開始されるDotCOEセキュリティ強化支援サービスでは、横河レンタ・リースが顧客に代わってマイクロソフトのWindows OSやInternet Explorerの修正プログラムを取得。DotCOEの配布用に加工したうえで、ユーザーに提供する。

 元々DotCOEでは、ネットワークに接続されているPCの情報を監視するだけでなく、ソフトウェアを配布し、自動的にクライアント側に組み込むことができる。これにDotCOEセキュリティ強化支援サービスを組み合わせることにより、パッチの配布だけでなく適用までを自動化し、運用コストを抑えながら、ウイルスやワームがまん延する原因を塞ぐことが可能になる。

 DotCOEの価格は、マスターサーバが6万6000円、クライアントは10ライセンスでの場合、1ライセンス当たり1万2000円から。またセキュリティ強化支援サービスは年単位での契約となり、料金は月額8万9000円。

関連リンク
▼横河レンタ・リース

[ITmedia]