エンタープライズ:ニュース 2003/12/03 22:53:00 更新


SonicWALLがウイルス対策サービスを開始、フィルタリングの強化も

ファイアウォール/VPNアプライアンスを開発、提供する米SonicWALLは12月3日より、ウイルス対策サービス「SonicWALLネットワークアンチウイルス」の提供を開始した。

 中小企業向けにファイアウォール/VPNアプライアンスを開発、提供する米SonicWALLは12月3日、ネットワークアソシエイツと協力し、ウイルス対策サービス「SonicWALLネットワークアンチウイルス」の提供を開始した。

 SonicWALLネットワークアンチウイルスは、ネットワークのゲートウェイ部でウイルスを検出、ブロックし、端末を保護するためのサービス。ネットワークアソシエイツのASP型ウイルス対策サービス「McAfee VirusScan ASaP」を利用して提供されるもので、ウイルス定義ファイルやソフトウェアの更新は自動的に行われる仕組みだ。

 同社は合わせて、業務に無関係なWebサイトへのアクセスをブロックするフィルタリングサービスを強化し、新たに「SonicWALL コンテンツフィルタサービス・プレミアム」を開始することも明らかにしている。既存のサービスでは、フィルタリング対象カテゴリが12種類だったのに対し、プレミアム版では56種類に大きく拡大しており、よりきめ細かなアクセスポリシーを実現できる。

 同社は一連のサービス追加、強化により、包括的なセキュリティソリューションを提供できるようになるとしている。

 SonicWALLネットワークアンチウイルスサービスの利用料金は、1年購読の場合で5ユーザーライセンスが3万4000円から。またSonicWALL コンテンツフィルタサービス・プレミアムは、同社のハイエンド製品に搭載されている独自OS「SonicOS Enhanced」に対応しており、価格は、企業向けの場合「TZ170」用が16万円、「PRO 3060/4060」用は26万円。

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[ITmedia]