エンタープライズ:ニュース 2003/12/03 22:54:00 更新


OSLと日本オラクルが提携、セキュリティポリシーをデータベースシステムに実装

富士通大分ソフトウェアラボラトリと日本オラクルは、セキュリティ関連のコンサルティング事業に関して提携を結んだ。

 富士通大分ソフトウェアラボラトリ(OSL)と日本オラクルは12月3日、セキュリティコンサルティング事業に関して提携を結んだことを明らかにした。

 今回の提携では、OSLが提供するセキュリティリスク分析や認証取得支援といったセキュリティ関連のコンサルティング事業に、日本オラクルが提供するデータベースおよびアプリケーションサーバソフトウェアを組み合わせ、顧客のセキュリティポリシーを実際のシステム構築に反映させることを目的としている。

 この提携に基づいて提供されるコンサルティング事業では、まずOSLがセキュリティ要件の定義と分析、リスク分析、セキュリティ監査などを実施。その結果を元に、具体的にどういったセキュリティ対策が必要かを導き出し、オラクルのソフトウェア製品が実装しているセキュリティ機能を用いてシステム化していく。

 両社は一連の事業を通じて、セキュリティ要件分析リスク分析をデータベースセキュリティに適用する手法の確立を目指す。また、セキュリティ機能に関するパフォーマンステストの実施と測定データの提供にも取り組む予定だ。

関連リンク
▼富士通大分ソフトウェアラボラトリ
▼日本オラクル

[ITmedia]