エンタープライズ:ニュース 2003/12/10 02:07:00 更新


日本エフ・セキュアが電子申請システムに特化したウイルス対策パッケージを提供

日本エフ・セキュアは、電子申請システムでやり取りされるデータやファイルについてウイルスチェックを行う「電子申請向けウィルス対策パッケージ」を発表した。

 日本エフ・セキュアは12月9日、電子申請システムでやり取りされるデータの中にウイルスが含まれていないかどうかをチェックする「電子申請向けウィルス対策パッケージ」を発表した。

 同パッケージは、日本エフ・セキュアが提供するLinuxベースのウイルス対策システム「F-Secureアンチウィルス Linuxゲートウェイ」のうち、HTTP(POST)データに対するリアルタイム・ウイルスチェック機能を用いて実現される。他の製品同様、最新のウイルス定義ファイルへの自動更新が可能なほか、HTTP時で120Mbpsという高速なスループットを実現する点などが特徴だ。

 さらに、用途を電子申請サービスに限定することによって、1サーバ当たり100万円という安価なライセンス価格を実現している。

 同社ではこのパッケージにより、電子申請サービスを通じてやり取りされるデータやファイルに対してウイルス対策を実現し、官公庁や地方自治体内での内部感染を防ぐだけでなく、他のユーザーにウイルスをばらまく危険も未然に防ぐことができるとしている。

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▼日本エフ・セキュア

[ITmedia]