エンタープライズ:ニュース 2003/12/18 17:22:00 更新


「Oracle Collaboration Suite」にクラスタリング技術を適用したシステムが日本で初稼動

情報共有化ソフト「Oracle Collaboration Suite」に「Oracle9i RAC」を適用した、新日鉄ソリューションズのドキュメント管理システムが稼動した。

 日本オラクルは12月17日、情報共有化ソフト「Oracle Collaboration Suite」に、クラスタ化技術「Oracle9i Real Application Clusters(Oracle9i RAC)」を適用した、新日鉄ソリューションズのドキュメント管理システムが稼動したと発表した。こうしたシステムの稼働は日本で初という。

 Oracle9i RACを使用することで、必要とする処理量にあわせてシステムを増設できるため、余計な投資が不要になるほか、可用性を付加する事も可能という。また、Oracle Collaboration Suiteは、RAC構成を採用しても必要なライセンスが増加しない。

 新日鉄ソリューションズでは、Oracle Collaboration Suiteによるドキュメント管理システムに、Oracle9i RACを適用した上で評価検証をし、さらにバックアップ製品を実装した運用設計を行った。導入にあたっては、Linux OSのプラットフォーム上にNASをストレージとして選択し、TCO削減を図っている。

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