ケーススタディ
2004/01/28 02:53:00 更新


三菱化学、ワークスAPの「COMPANY」導入

ワークスアプリケーションズは「COMPANY」が三菱化学に採用されたことを明らかにした

 ワークスアプリケーションズ(ワークスAP)は1月27日、同社が提供する基幹業務アプリケーション「COMPANY」が、三菱化学に採用されたことを明らかにした。三菱化学は、同ソフトを導入することにより、グループの人材および給与情報を統合的に管理する。

 ワークスAPが受注したのは、「COMPANY 人事・給与」、ワークフローシステム「COMPANY Webservice」、勤怠管理システムの「COMPANY 就労プロジェクト管理」の各モジュール。最初のステップとして、三菱化学に在籍する社員とグループ26社の固有社員の合計1万人超へと導入される。将来的には三菱化学グループ全体の人材情報統合化に向けた基幹システムとして展開する予定だ。

グループ経営に特有の制度を一元管理

 三菱化学グループ各社は、それぞれの業種や業態を踏まえた独自の人事および賃金制度を運営しているため、従来のシステムでは、同じシステムで一元管理することは困難だった。

 そこで同社は、グループ経営に向けて人事情報やシステム基盤の共有化を図り、グループ会社への本格的なシステム展開を行うことを検討した。結果として、多業種にわたって大手企業の約100万人が利用しているCOMPANYを評価し、採用を決めたという。

 三菱化学グループは、COMPANYの導入により、今後はグループ全体での人材リソース管理の最適化を目指すとしている。

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