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2004/01/29 17:17:00 更新


コムスクエア、ログ解析サーバソフトを開発

コムスクエアは、IPAの支援を受けて個人情報の漏洩やWebサイトの改ざん、ウィルス被害などに対処するためのネットワークセキュリティ運用・管理ソフト「LogInspector」を開発していると発表した。

 コムスクエアは1月29日、IPAの支援を受けて個人情報の漏洩やWebサイトの改ざん、ウィルス被害などに対処するためのネットワークセキュリティ運用・管理ソフト「LogInspector」を開発していると発表した。5月から日立ハイテクノロジーズを通じて発売する予定だ。

 同製品は、各種ネットワーク機器やサーバごとに異なる書式の複数ログをまとめて、一元的に解析できるソフト。PING、PORT、SNMP監視を実施することでサーバのステータスを監視 監視対象サーバの障害発生時には障害履歴を保存して管理者へメール通知するという。OPSEC、Syslog、FTP、SNMP、ローカルファイル、RealSecureDB抽出などに対応するほか、ファイアウォールなど主要なネットワーク機器にも対応する。また、独自の解析エンジンを搭載し、シグネチャデータベース、コメントデータベースにより不正アクセスやネットワーク異常も検知する。

 レポート機能では、グラフや表のほか、日本語の説明も付記され、日本市場にあった機能と操作性を考慮したという。

 価格は、298万円を予定しており、3年間で2000セットの販売を目標としている。

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