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2004/02/06 15:33:00 更新


キヤノンシステムソリューションズとNECソフト、電子メール情報漏洩対策ツールの新版を出荷

キヤノンシステムソリューションズとNECソフトは、電子メール情報漏洩対策ツール「GUARDIAN WALL」の最新版の出荷を開始した。

 キヤノンシステムソリューションズとNECソフトは2月5日、電子メール情報漏洩対策ツール「GUARDIAN WALL」の最新版の出荷を開始した。同時にオプションソフトとなる「全文検索機能付き保存メール管理システム」の販売も開始した。

 GUARDIAN WALLは、電子メール中継サーバで、本文・添付ファイルを含めた電子メールの送受信記録の保存、内容のフィルタリングを行うソフト。キヤノンシステムソリューションズがSolaris版を開発、販売し、Linux版はNECソフトと共同で移植作業を行い、NECソフトが販売を担当している。

 最新版では、フィルタリング機能を強化。設定したキーワードが指定数以上含まれるメールのチェックも行う。そのため、顧客情報や会員情報などの流出を防ぐことができようになった。同報メールの送信先アドレスの漏洩もチェックし、問題のあるメールを発信前に止めることもできる。

 ほか、添付ファイル数/サイズの検査、sendmail互換インタフェースに依存しない送信先SMTPサーバの設定が可能になった。

 オプションとして発売された全文検索機能付き保存メール管理システムは、GUARDIAN WALLが中継サーバ上で保存したメールを集め、保存メールの本文、添付ファイルなどを対象にした全文検索を可能にする。独立した検索専用システムとなり、対応OSはSolaris、Linux。

 価格は、GUARDIAN WALL Version 5.1が50ユーザー120万円から、全文検索機能付き保存メール管理システムが200万円からとなっている。

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