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2004/02/10 16:59:00 更新


NEC、Linux向け高可用性クラスタソフト新製品を発表

NECは、Linux用クラスタソフトウェア「CLUSTERPRO for Linux Ver3.0」、およびオプション製品4種類を製品化した。

 日本電気(NEC)は2月10日、Linux用クラスタソフトウェア「CLUSTERPRO for Linux Ver3.0」、およびオプション製品4種類を製品化し、順次出荷を開始すると発表した。

 CLUSTERPRO for Linux Ver3.0は、従来製品の最新版。新たに、最大ノード数を16から32ノードに拡張すると共に、クラスタ対象となるリソースの最大数も321から1024に拡大し、大規模システムへの対応を実現したという。

 また、運用中の業務システムを停止することなく、CLUSTERPROの構成変更・機能拡張・障害修正を行えるようにしたほか、システム異常検出時の動作カスタマイズ機能搭載や、Linux対応の強化、システム構築時手順の簡略化などを図っている。

 ラインアップには、共有ディスクを使用するシステム向けの「CLUSTERPRO SE」と、共有ディスクを使用しないシステム向けの「CLUSTERPRO LE」を用意し、ライセンス価格はいずれも60万円から。同社では、今後3年間で3000ライセンスの販売を目指す。

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