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2004/02/10 23:47:00 更新
インフォサイエンス、ログの一元管理ソフト「Logstorage」新バージョンをリリース
インフォサイエンスは、サーバやネットワーク機器などが出力するログを集約し、一元的に管理する「Logstorage」新バージョンをリリースした。
インフォサイエンスは2月9日、サーバやネットワーク機器などが出力するさまざまなログを集約し、一元的に管理するためのソフトウェア「Logstorage 2.1」の販売を開始した。
不正アクセスの兆候を把握したり、障害を速やかに検出し、SLAに沿ったサービスを提供する上で、ログの分析は多くのヒントをもたらす。だが一方で、多くの機器が出力するログを収集し、その中から本当に重要な情報を抜き出すには、多くの手間やノウハウが必要になってくる。Logstorageはそういった問題を解決するための製品だ。
このソフトウェアは、異なるサーバやアプリケーション、ルータをはじめとするネットワーク機器が出力するログをXML形式に変換し、単一のレポジトリとして一元管理。Webブラウザ上から検索やログの追跡を行える。またオプションを利用すれば、ログの集計やレポート出力も可能だ。
新バージョンでは、バージョン1でのフィールドトライアル結果に基づいてアーキテクチャを改良し、パフォーマンスを向上させた。また、ポリシーに基づく不正アクセスや障害の検出通知が可能になったほか、ログフォーマット定義のインポート・エクスポート機能がサポートされている。
Logstorageには、小〜中規模システム向けのワークグループ版と冗長構成をサポートしたエンタープライズ版がある。いずれもSolaris、Linux上で動作し、Oracle 8i/9iもしくはPostgreSQL 7.3以上のデータベースに対応している。
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