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2004/02/17 17:12:00 更新


セキュリティ強化のIP電話専用ソフトを共同開発――C4T、オープンループ、ソフトフロント

C4T、オープンループ、ソフトフロントの3社は2、セキュリティ機能を強化したIP電話搭載専用ソフトウェアを共同開発で合意した。

 シーフォーテクノロジー(C4T)、オープンループ、ソフトフロントの3社は2月17日、セキュリティ機能を強化したIP電話搭載専用ソフトウェアを共同開発で合意したと発表した。3社の暗号技術、SIP対応化ノウハウを合わせることでセキュアIP電話ソフトウェアの実現を目指す。

 3社によると、IP電話はブロードバンド環境の拡大を背景に急速に普及しつつあるものの、盗聴や迷惑電話などに対するセキュリティ面での対策が脆弱になっているという。オープンループとソフトフロントが共同製作したSIP対応暗号化製品に対し、C4TがC4暗号エンジンを搭載することでセキュアIP電話ソフトウェアを開発。IP電話ユーザーや電話機メーカーをターゲットに同ソフトウェアを販売する。採用後は電話機に搭載された形で市場に出ることになるとしている。

 開発スケジュールや販売計画など、見通しについては今後発表していく予定だ。

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▼シーフォーテクノロジー
▼オープンループ
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[ITmedia]

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