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2004/02/23 22:13:00 更新


NEC、サイバーアタック対策システム「CapsSuite V2.0」を発売

NECは、サイバーアタック対策システム「CapsSuite」の最新版を発表した。

 NECは2月23日、サイバーアタック対策システム「CapsSuite」の最新版を発表した。3月1日から出荷を開始する。

 CapsSuite V2.0は、パッチの適用情報やハードウェエア情報などを自動収集・一元管理することで、迅速なパッチ適用やイントラネットに不正接続された機器の発見を可能にする。収集した情報をCSV形式のファイルとしても出力・保存でき、これにより収集した情報を視線管理システムなどで活用することもできる。パッチ身適用のPCに対しては、簡易な操作でパッチ適用が可能なポップアップ画面表示機能、パッチ適用を支持する電子メール送信機能も提供される。

 管理PC台数が1000台の向けの「CapsSuite1000」で従来製品に比べて約30%の低価格化したほか、500台の場合に498万円で提供する「CapsSuite500」を製品化する。また、パッチ適用情報などの自動収集・統合管理機能に絞り込んだ「CapsSuite LT」シリーズもラインアップに加える。

 管理PC台数が1500台以下の顧客企業を対象に、ソフトのインストールや環境設定など、NECが指定する標準的な作業を185万円で行うシステム構築サービス「jetpack for CapsSuite」も提供する。

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