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2004/03/02 15:33:00 更新


NAIのAVERTのウイルス研究機関、ソフトの脆弱性研究も

NAIは、RSA 2004 Conferenceで同社の研究機関「McAfee AVERT」が不正侵入防止やソフトウェアの脆弱性の研究を行うと発表した。

 米Network Associatesは、RSA 2004 Conferenceで同社の研究機関「McAfee Anti-virus and Vulnerability Emergency Response Team」(AVERT)が不正侵入防止やソフトウェアの脆弱性の研究を行うと発表した。

 McAfee AVERTは100人以上の研究者を抱え、ウイルス、トロイの木馬、スパイウェアやアドウェアを含む悪性コードなどの研究に重点を置いて行ってきた。今後は、McAfee IntruShieldとMcAfee Enterceptの両事業部門から不正侵入防止と脆弱点研究チームがAVERTに組み込む形で、脆弱点研究も手がける。

 当初は、現行のウイルス警戒報告、ウイルス警報プログラムを通じて、脆弱点関係の情報を提供していくが、将来的にはカスタマイズ可能なサブスクリプションベースのオンラインサービスとして新サービス配信を行う予定という。

 McAfee AVERT担当副社長のビンセント・ガロット氏は、「総合的な世界規模のセキュリティ、脆弱点研究を顧客に提供することにより、現在仕掛けられている攻撃をユーザに警告するだけでなく、攻撃が実際に行われる前に対応するために必要な情報を提供することができる」と述べている。

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