ニュース
2004/03/09 09:04 更新
MSのパッチ装う新ワーム「Sober.D」
Microsoftからのウイルス対策パッチを装うSoberワームの新たな亜種「Sober.D」(別名Roca.A)が3月8日発見された。
Microsoftからのウイルス対策パッチを装うSoberワームの新たな亜種「Sober.D」(別名Roca.A)が3月8日発見され、セキュリティ各社が注意を呼び掛けた。
ウイルス対策企業Sophosなどによると、このワームは英語とドイツ語の2種類の文面で、「Microsoft Alert: Please Read!」の件名が付いた電子メールで届く。本文には「New MyDoom Virus Variant Detected!(新しいMyDoomウイルスの亜種が検出されました)」などと記され、添付ファイルのダウンロードを呼び掛ける内容になっている。
添付ファイルは「Patch」「MS-Security」などに無作為の数字を付けた名称で、「EXE」または「ZIP」の拡張子が付いている。
感染すると、Windows Systemに自らをコピーし、感染コンピュータから電子メールアドレスを収集。内蔵のSMTPエンジンを使って電子メールを送り付ける。
ウイルス対策ソフトメーカー各社は定義ファイルのアップデートを呼び掛けている。
関連リンクSophosのウイルス情報
[ITmedia]
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.