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2004/03/09 19:59 更新


KCCS、USB認証の併用も可能なASP型電子メールサービスを開始

KCCSは、WebベースのASP型電子メールサービス「BizW@lkersエンタープライズメール」の提供を開始した。

 京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は3月9日、USBキーを用いてセキュリティの強化が可能なASP型の電子メールサービス「BizW@lkersエンタープライズメール」の提供を開始した。

 BizW@lkersエンタープライズメールは、Webブラウザから利用可能な電子メールのASPサービス。パソコンだけでなく、携帯電話やPDAなど、Webブラウザを搭載したデバイスならばどこからでも利用が可能だ。企業の部署やグループでの利用を想定し、LDAPをベースとした共有アドレス帳を利用することもできる。

 昨今関心が高まるセキュリティ対策としては、送受信されるメールすべてについて、サーバ側で自動的にウイルスチェックを実行。また、ユーザーごとに社外とのメール送受信の可否を設定できるようにすることで、情報漏えいを防止する。さらにオプションとして、同社の「NET BUREAU」サービスを提供。これを活用すれば、USBキーによる強固な認証と通信データの暗号化を図ることも可能だ。

 BizW@lkersエンタープライズメールの利用料金は、1ユーザーID当たり月額1000円。同社は今後、同サービスに、グループウェアやSFAなどを統合的に利用できるモバイルアプリケーションなどを組み合わせて提供していく方針だ。

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