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2004/03/17 19:30 更新


エクストリームが無線LAN向け機能を強化、WPAの認定も

エクストリーム ネットワークスは、ユニファイド・アクセス ソリューションが実装するWPA機能が、Wi-Fi Allianceによる認定を受けたことを明らかにした。

 エクストリーム ネットワークスは3月17日、ワイヤレスポート「Altitude 300」や「Summit 300-48」スイッチなどからなる同社のユニファイド・アクセス ソリューションのセキュリティ機能が、無線LANに関する業界団体、Wi-Fi Allianceによる認定を受けたことを明らかにした。

 ユニファイド・アクセス ソリューションは、802.11a/b/gに対応した無線LAN環境と既存のイーサネット環境の双方にまたがって、機器およびユーザーの認証と管理を行うための企業向け製品群。無線LAN環境のセキュリティを強化するための仕様として、802.11iのサブセットとして規定されたWPA(Wi-Fi Protected Access)を実装しているが、これがWi-Fiによる認定を受けたという。

 同社はさらに、シャーシ型レイヤ3スイッチ「Alpineシリーズ」の機能を拡張し、32ポートのPoE(Power over Ethernet)モジュールを提供する。このモジュールの価格は72万円で、4月より出荷が開始される予定だ。

 また、Alpineシリーズが搭載している独自OS「ExtremeWare」の機能を強化し、ワイヤレス対応機能を追加する計画も明らかにしている。これにより、Alpineシリーズを通しても無線LAN環境に対する認証やQoSを実現できるほか、アクセスポイントの管理、不正アクセスポイントの検出が可能になるという。このための「Alpine Wireless Feature Packライセンス」は今年夏に出荷される予定だ。

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