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2004/03/26 15:43 更新


ソリトン、情報流出対策としてPC操作のログを収集・追跡するソフトを開発

ソリトンシステムズは、企業内のPCの操作ログを収集・追跡するソフト「InfoTrace」を開発したと発表した。

 ソリトンシステムズは3月26日、企業内のPCの操作ログを収集・追跡するソフト「InfoTrace」を開発したと発表した。7月の出荷を予定しているが、26日から機能限定のプレリリース版を提供した。

 InfoTraceは、PCのネットワークおよびローカルファイルの参照、削除、名前変更、コピー、ファイルアクセス情報を収集。元ファイルから、アクセス、操作、持ち出しについて、いつ、だれが、どのマシンで、どのような操作をしたといったログを追跡できる。PCから行われた操作を記録するログサーバ、レポートを閲覧するための専用コンソールのトレースブラウザ、PCにインストールするエージェントの3つのソフトで構成される。

 同社は、飛行機のフライトレコーダのように企業内のすべてのPCの操作や通信を記録することで、情報漏えいが発生した場合の原因追跡を容易にするほか、監視を事前に通告しておくことで、不正アクセスの抑止効果を期待できるとしている。

 金融機関やサービス業をはじめとして、重要な顧客情報を有する企業や団体、住民基本台帳ネットワークシステムを運用する自治体などを中心に拡販を図る予定だ。

 価格は、プレリリース版の基本パックが67万2000円、「InfoTrace Windows Agent」プレリリース版が2100円。正式版はそれぞれ96万円、3000円で販売する。

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