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2004/04/03 13:44 更新


Sun、3300人削減へ。新社長にシュワルツ氏

Sunはリストラの一環として約3300人の従業員削減を計画。このほかジョナサン・シュワルツ氏が4月2日付で社長兼COOに就任した。社長兼COOのポストは、エド・ザンダー氏が2002年に退社して以来、空白のままだった。

 米Sun Microsystemsは4月2日、コスト削減に向けて人員削減を実施すると発表した。併せてソフト担当執行副社長ジョナサン・シュワルツ氏を社長兼COO(最高業務執行責任者)に昇格させる人事も発表している。

 Sunはリストラの一環として約3300人の従業員削減を計画。今後数四半期で計約4億7500万ドルの経費を見込んでおり、このうち約2億ドルを同社第3四半期(1〜3月期)の速報値に計上した。

 速報値に基づく同四半期の売上高は約26億5000万ドル、GAAPベースの純損失は7億5000万〜8億1000万ドル(1株当たり23〜25セント)を見込んでいる。リストラなどの諸経費を除外した非GAAPベースの純損失は2億〜2億6000万ドル(同6〜8セント)になる見込み。

 同日付で社長兼COOに就任したジョナサン・シュワルツ氏はスコット・マクニーリー会長兼CEOの直属となる。社長兼COOのポストは、エド・ザンダー氏が2002年に退社して以来、空白のままだった。

 Sunはこの日、Microsoftとの間で争っていた訴訟の全面和解を発表、Microsoftから計19億5000万ドルを受け取ることで合意している。

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