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2004/04/06 08:32 更新


EMC、ストレージ管理ソフトでSMI-Sサポート

米EMCは4月5日、SAN上で異なるベンダーのハードとソフトの相互運用を実現する仕様「SMI-S」をサポートすると発表した。90日以内に対応を完了する予定。

 米EMCは4月5日、主力のストレージリソース管理ソフト「ControlCenter」と「Visual」シリーズ製品でSMI-S(SNIA Storage Management Initiative Specification)をサポートすると発表した。90日以内に対応を完了する予定。

 SMI-Sは、SAN(ストレージ・エリア・ネットワーク)上で異なるベンダーのハードとソフトの相互運用を実現する仕様。EMCは自社のストレージシステムEMC SymmetrixRおよびEMC CLARiiONに加え、Dell、HDS、HP、IBM、LSI Logic、SUN、STKのストレージアレイをSMI-Sで管理するデモに成功したとしている。

 複数ベンダーの製品が混在するストレージ環境の統合管理は、情報ライフサイクル管理において必須要件になっているとEMCは指摘、SMI-Sへの対応によってEMCはこの分野でリードを拡大できると述べている。

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