ニュース
2004/04/20 16:58 更新


日立、情報漏えい防止ソリューションを強化

日立と日立インフォメーションテクノロジーは、同社のセキュリティソリューション「Secureplaza」における情報漏えい防止システムを強化したと発表した。

 日立製作所 情報・通信グループと日立インフォメーションテクノロジーは4月20日、同社のセキュリティソリューション「Secureplaza」における情報漏えい防止システムを強化したと発表した。4月22日から提供開始する。

 強化のポイントは、(1)情報へのアクセスが可能な場所における「入退管理システム」、(2)ユーザーIDを利用した「端末利用者認証システム」、(3)情報へアクセスしてよい端末かを識別する「端末認証システム」、(4)利用者が情報へアクセスできる権限を持つかを識別する「業務認証システム」の4システムを連携できるようにした点。

 日立によると、企業は建物や部屋などへの入退管理の徹底、情報アクセスの制限などさまざまな対策を進めているが、それぞれの対策を異なるシステムごとに運用するため、アクセス権限情報の管理が複雑になるなどシステム管理者の負担が大きくなっていたという。そこで、4種類の認証システムにおいて従業員情報を相互連携させ、一元的な管理を行えるようにしたことで、システム管理者の認証管理業務の負荷を軽減した。

 また、4種類すべてを認証した場合のみ重要な情報にアクセスできため、高いセキュリティが確保でき、情報漏えいを防止が可能になるとしている。

関連リンク
▼日立製作所
▼日立インフォメーションテクノロジー

[ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.