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2004/04/21 23:13 更新


従業員はチョコレートバーと引き換えにパスワードを教える――英調査

オフィスワーカーの71%がチョコレートバーと引き換えにパスワードを教えてしまった。そんな調査を情報セキュリティイベント「Infosecurity Europe 2004」の主催者が発表した。

 オフィスワーカーの71%がチョコレートバーと引き換えにパスワードを教えてしまった。そんな調査を情報セキュリティイベント「Infosecurity Europe 2004」の主催者が発表した。

 この調査は、コンピュータ上の企業情報に対して従業員がどれだけの意識を持っているかを明らかにする目的で行われた。リバプールストリート駅で172人の企業従業員に対して聞き取り調査を行っている。

 「パスワードは何か」などを問う一連の質問を行い、その結果37%が即座にパスワードを教えたという。拒否された場合には、「ペットの名前か子供の名前をつかっているんだろ」とソーシャルエンジニアリング的な質問をすると、さらに34%がパスワードを明かしたという。

 従業員が利用していた一般的なパスワードは、15%が配偶者か子供といった家族の名前で、フットボールチーム名が11%、ペットの名前が8%。そして、最も利用されているのは「admin」だったという。また、金融系のコールセンターに勤めているある従業員は「毎日パスワードを変えているが、パスワードを書いて貼っているので、覚えるのに苦労はしない」と答えたとしている。

 また、3分の2に当たる従業員は、会社の情報にアクセスするパスワードと、個人で利用するオンライン銀行やWebアクセスに同じパスワードを使用していることも分かった。

 同調査によると、一人平均4つのパスワードを利用しており、ほとんどが1カ月ごとにパスワードを変えており、週単位に変更するのは3%、毎日は2%、四半期ごとが10%。まったく変更しない人も20%いた。

 Infosecurity Europe 2004イベントディレクターのチャーリー・セリック氏は「これは、教育や手順が行き届いていない結果だ。雇用主は従業員に情報セキュリティポリシーを確認し、最新の状態にしておく必要がある」と述べ、従業員は多くのパスワードよりも、生体認証やスマートカードといった代替認証技術を利用したほうがよいと考えているとしている。

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