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2004/04/22 18:34 更新


ポリシー策定だけでなく運用も支援するツールをアズジェントがリリース

アズジェントは、情報セキュリティマネジメントシステムの構築だけでなく、運用も支援する「M@gicPolicy CoSMO」と「M@gicPolicy QUICK」を発表した。

　アズジェントは4月21日、情報セキュリティマネジメントシステム（ISMS）の構築、運用を支援する「M@gicPolicy CoSMO」と「M@gicPolicy QUICK」を発表した。

　同社はこれまでも、企業のセキュリティポリシー策定を支援するツールとして「M@gicPolicy」を提供してきた。今回リリースされた2製品は、ISMSの構築、実施だけでなく、それが適切に運用されているかどうかをチェックし、必要に応じて見直していくというプロセスまでもカバーしたものだ。

　アズジェントによると、多くのケースではISMSの構築と認証の取得に重点が置かれすぎており、その後の点検や改善が効率よく行われてこなかったという。また、既に認証を取得した企業からも、PDCA（Plan-Do-Check-Act）サイクルに沿って、セキュリティポリシーの運用状況を効率よく把握できるツールに対するニーズが高かったという。

　M@gicPolicy CoSMO／QUICKは、こういった背景を踏まえてリリースされた製品で、セキュリティポリシーを策定するだけでなく、継続的な運用を支援する機能を提供する。具体的には、テンプレートに従って入力を行うだけで、自社用のセキュリティポリシーを策定し、それに準じた運用がされているかどうかをチェックする。

　上位版に当たる M@gicPolicy CoSMOではさらに、情報資産の管理機能やリスクアセスメント支援、認証取得に必要なドキュメント類の作成機能などをサポート。セキュリティポリシーの内容に準拠した内部監査支援も可能なほか、従業員教育プログラムの策定、教育支援なども行える。

　アズジェントは5月より料製品の販売を開始する。価格はM@gicPolicy QUICKが14万円、M@gicPolicy CoSMOは100ユーザーで300万円から。

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