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2004/04/22 20:15 更新


HDE Controllerがバージョンアップ、OSアップデート機能をサポート

HDEは、Linuxサーバ管理ソフトウェアの新バージョン「HDE Controller 3.5 Professional Edition」と「同Personal Edition」を発表した。

 ホライズン・デジタル・エンタープライズ(HDE)は4月22日、Linuxサーバ管理ソフトウェアの新バージョン「HDE Controller 3.5 Professional Edition」「同Personal Edition」を発表した。

 HDE Controllerは、コマンドラインの代わりにGUIやウィザードを通じて、ネットワークやWeb、メールといった各種サービスの設定や運用管理作業を行えるようにするソフトウェア。同社によれば、累計で約5万ライセンス以上が出荷されているという。

 新バージョンでは、up2dateおよびturbopkgに対応したOSアップデート機能が搭載された。これにより、管理コンソール上から、依存関係を解決しながらのOSのアップデートが可能になる。

 Professional Editionではさらに、任意のログを監視し、異常が発生した場合は管理者へ警告メールを送信する任意ログ管理機能が追加されたほか、QoS対応が図られた。また、サーバ自身のパフォーマンスやリソースが、あらかじめ定めた閾値を超えた場合に警告を送る自己監視機能が強化され、数値のグラフ表示を行えるようになっている。

 HDE Controllerの対応ディストリビューションは、Red Hat Enterprise Linux AS/ES/WS、Red Hat Professional Workstation、Turbolinux 8 ServerやMIRACLE LINUX Standard Edition v2.1など。価格はProfessional Editionが11万8335円、Personal Editionは3万1290円で、5月26日より販売が開始される。また同社では、アカデミック版を用意するほか、期間限定のキャンペーンも行う予定。

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